学校ブログ

業間時間の子どもたち

 日に日に、朝方の寒さが厳しくなっています。校長室から見える山の色も黄色はほぼなくなりました。部分的に赤がまだ鮮やかな感じはしますが。だいぶ、落葉している状況になってきました。

 それでも、今日は日差しが暖かく、業間時間には子どもたちの元気な声が響いています。この週末に業者が入って、遊具の点検・色塗りを行ってくれました。こちらも鮮やかな色にリニューアルされています。ということで、遊具付近でも子どもたちの元気な声。

 でも、ちょっと、体調不良の子どもも増えているので、元気を続けられるように気を付けて過ごしてほしいですね。七頭舞・七ツ舞発表会もありますし。

七頭舞・七ツ舞発表会まで、あと1週間

 小本の子どもたちが一生懸命取り組んでいる郷土芸能の七頭舞と七ツ舞。昔はたくさんあったと聞いていますが、1週間後の発表会で舞われるのは、「中野七頭舞」と「大牛内七ツ舞」。同じ地域に伝わる伝統芸能なのですが、地域ごとに違いがあったそうです。だから、発表会で舞われる2つの舞もそれぞれ特徴があります。それぞれに分かれて練習を始めて5カ月。本当に一生懸命取り組んできました。始めた頃は暑くて水分補給をしながら練習しないと危険なほどでした。今は涼しくなり水分補給はしますが、幾分動きやすい感じもします。

 さて、子どもたちは残り1週間ということで、積み重ねてきた自信がありつつも、緊張感が漂っています。そんな子どもたちの空気が感じられる練習でした。楽しみです。

【大牛内七ツ舞】

【中野七頭舞・低学年】

【中野七頭舞・高学年】

山口屋さん

 20日(水)に2年生が生活科の学習で学校の近くにある山口屋さんに行きました。子どもたちの学習のために受け入れていただき、ありがとうございます。さて、お買い物体験もあり300円を持っての見学です。子どもたちも買い物に行ったことがある山口屋さん。でも、学習のために訪れるとちょっと違う感じがするみたいです。

 お店の方からお客さんが買い物しやすいようにされている工夫を聞かれて、たくさん工夫点を見つけた子どもたち。すごい集中力です。素晴らしい。

 事前にお家の方と買うものを相談してきた子どもたち。お目当ての商品を探し、予算内で収まるように考えながら、買い物をすることができました。

 次に自分で買い物をするのもばっちりです。いい学習をすることができました。山口屋のみなさん、ありがとうございました。

感謝の会

 19日(火)に3・4年生が、春からブロッコリーとニンジンの栽培から収穫まででお世話になった加藤さんをお招きして感謝の会を開きました。国語の話し合いの学習で内容を話し合った4年生が中心となって、企画したようです。内容は歌あり、ゲームあり、クイズあり、感謝の言葉ありとバラエティに富んでいます。3・4年生がそれぞれの担当になり、準備を進めました。どの子も積極的で、加藤さんに感謝の気持ちを伝えて、楽しんでいただきたいという思いが感じられる会になりました。とても盛り上がった感謝の会でした。加藤さん、お忙しい中、たくさんたくさんお世話いただきました。ありがとうございました。

保健室前の掲示板

 今、保健室前の掲示板には保健委員会の取り組みが掲示されています。先日の児童朝会で発表された内容をさらにバージョンアップさせての活動です。

 全部で14ヵ所の危険個所について、気を付ける点を考え、掲示されています。場所と危ないポイントを写真付きで作っています。工夫しながら写真を撮影し、作ってくれたことが伝わってきます。みんなよく読んでケガがなくなればうれしいです。保健委員のみなさん、ありがとう。

秋の深まり

 昨日は暖かい1日だったと思うのですが、今朝はちょっと肌寒く、夕方には0℃になるとか。 気温の変化が激しいです。今朝、交差点に立っていると、窓ガラスに霜がついた自動車が走っていきました。

 そんな日でも子どもたちは元気です。でも、体調に気を付けて過ごしてほしいです。校長室から見える山も紅葉というよりは落葉後の雰囲気が漂っています。秋は深まっています。

 そして、子どもたちがお世話をしていた学級の畑では「畑じまい」が行われ、来年のための準備も一緒に。畑さん、子どもたち、今年もお疲れさまでした。また、来年。

今日の小本小

 玄関で出迎えてくれる掲示物が新しくなりました。秋の掲示だそうです。配置や向き、色のバランス、工夫が感じられます。いつもありがとう!

 今日は授業の様子と掲示物などを見せてもらいました。6年教室には春に立てた個人の目標があります。達成した目標には花がついています。花が多くなっています。それも素晴らしいことですが、花がつかなくてもそれを目指して取り組んだこと、取り組んでいることが、すでに尊いのです。6年生の頑張りに拍手です。

 5年教室には図工の作品「パズル」が飾ってありました。とても、華やかな色づかいです。

 3・4年生教室の廊下に「学級の歩み」が掲示されています。本当にいろいろなことに挑戦し、みんなで力を合わせた歴史がたくさんで、素晴らしいです。ただ、もう掲示するスペースがありません。あと、5カ月。どうなるのでしょうか。

8:30分頃に

 今日は8:30頃に各教室をのぞいてみました。内容は朝活動の時間です。学級ごとにちょっとだけ違いはありましたが、スキルというドリル学習と読書が中心でした。共通して感じたのは、静か...。黙々と読書したり、ドリル学習をしたり。本当に一生懸命な子どもたちです。

 静かな朝のスタートでした。

3・4年生の授業研究会

 今日は午後に3・4年生が社会科の授業研究会を行いました。たくさんの先生方に囲まれた中でしたが、いつもどおりの元気さ。少し緊張しているように見えましたが。

 学習した内容は、「なぜ三陸自動車道はつくられたのだろう。」

 実は、社会科見学で三陸道を通りながら学習したこと、復興列車で学習したこと、学習発表会で鞭牛和尚について発表したこと、すべてがつながっていた今日の学習でした。学習の中で何度も新たな事実について、知ったり、考えたりしたときの声がとても素晴らしい授業風景でした。頑張った3・4年生です。

児童朝会でのスタート

 今日の活動は児童朝会でスタートしました。児童会長から、七頭舞・七ツ舞発表会への決意が話されました。そのあと、今日は保健委員会が担当の朝会です。学校の生活で危ないため、注意することなどをクイズ形式でみんなに伝えていました。学校の場所でケガが多い場所、ブランコの正しい乗り方など、みんなに気を付けてほしいことを楽しい雰囲気を取り入れた発表でした。正しいブランコの乗り方は、①立ち乗り、②順番を守って静かに乗る、③周りにある柵に上って応援、を写真で示しながら、出題する場面ではみんなの笑い声も。すべての発表の内容を考え、わかりやすく写真を使って説明するアイディア。とても素晴らしいなぁと感じました。ルールを言葉で伝えることも方法ですが、工夫して伝えようとする保健委員会のみなさん、ありがとうございました。

暖かい日差しの中

 今日は暖かい日差しが降り注いでいます。先週、最低気温が低めの日が多かったので、校長室から見える山の色はますます黄色くなりました。オレンジや赤もあるのですが、黄色が強い感じがします。

 そんな暖かい日差しの中、5・6年生の子どもたちは体育をしています。T-BALLという球技です。大きな声をかけながら、楽しそうに学習に取り組んでいます。1チーム5~6人なので、1人1人の働きは重要です。

 もう一つ話題を。岩泉町の健康推進課が所有している「InBody」というマシーンを借りて健康指導が行われました。今回、初めて6年生全員が測定をしました。因みにこのInBodyは本校で年に2回借用しており、私も毎回測定しています。体重測定をしながら、体の中身を測定するものです。少しでもいい数値にしたいために、気持ちだけは頑張っているのですが、なかなか。ただ、今回は春に比べてちょっとだけ減量に成功したので、ワクワクして測定しました。2㎏ちょっと体重は減ったのに、InBody点数は1点減。どうやら、減った数値の6割が筋肉だったようです。運動不足を反省しています。リベンジを誓っているところです。

 6年生の子どもたちも分析表を持っているので、保護者のみなさん、話題にしてみてください。やはり運動をたくさんして、筋肉量が多い子は数値がいいようです。運動って大切ですね。

岩泉町ステージ発表会

 11月7日(木)に岩泉町のステージ発表会が行われました。町民会館の外は寒空ですが、町民会館の中はとても暖かい。それは、町内8校の小中学校が一堂に会し、心のこもった歌や合奏が披露され、お互いにとても素晴らしい交流ができたからでした。

 小本小の出演は5番目。小学校の部の最後に登場です。「ジブリメドレー」と「365日の紙飛行機」を学習発表会で披露した時よりも、さらに素晴らしく発表することができました。最初は、「うわっ、やばい!」と思えるほど緊張していましたが、発表が終わると「やって、よかった!」というたくさんの笑顔が見られました。自分たちの力を発揮できる姿はさすが小本っ子です。

 最後は講師の先生からたくさんたくさんほめていただき、ますます笑顔いっぱいでした。頑張ったね。

鮭の採卵見学学習

 11月6日(水)に2年生は鮭の採卵見学学習に出かけてきました。小本浜漁協の方に説明を受けながら、初めて見る場面、初めて知ることだらけで、驚きの連続です。びっくりの声が上がったトップスリーは「採卵の際に暴れないように棒を使って気絶させる」「お腹をスパッと切ると卵がドバっと出てくる」「出てきたばかりの卵は柔らかくつぶれやすいのに受精した後の卵は弾力があってつぶれない」でした。驚きいっぱいの見学で子どもたちは大興奮。おもと鮭まつりで見た鮭に負けないくらい元気な鮭の姿に喜びながら、小本の産業に関わる鮭の採卵について学んだ2年生でした。

 この後、鮭の子どもたちは小本小学校で育てられ、放流する取組につながっていきます。たくさんの鮭が小本に戻ってきてくれるように、心から願いながら育てる様子はまた後日のお話です。

 小本浜漁協のみなさん、ありがとうございました。

学習参観日

 昨日のことになってしまいますが、防災訓練の後に、学習参観を行いました。平日ではありましたが、たくさんの保護者のみなさんに来校していただきました。お忙しい中、ありがとうございました。子どもたちは各学級で、いつもどおりの元気な姿で学習にのぞんでいました。笑顔で学習する姿をたくさん見ていただけてとてもうれしく感じました。

岩泉町津波避難訓練への参加

 本日、岩泉町の津波避難訓練が実施されました。小本小学校と中学校、そして、こども園の子どもたちが避難訓練に参加しました。

 地震が発生したとの想定で8時47分に開始された避難訓練。震度7の地震に耐えられるように設計された校舎であるため、避難場所は4階多目的室です。行動開始から避難完了までの時間は3分。

 3分間、すごく静かな時間が流れる中、小学生・中学生・職員が全員揃いました。子どもたちが避難訓練の意味を考えながら取り組んでいるのだなぁと感じました。うれしいことです。

 そして、避難訓練が終了するとすぐに防災訓練の学習が始まります。中学生がリーダーとなって、避難所開設の準備が進みます。5・6年生は中学生と一緒に避難所開設の方法についてお手伝いをしながら学習します。

 1~4年生は、避難者の役をしながら、避難所がどのように開設されるかと学び、高学年や中学生になった時の準備をしました。実際に起こった時をどれだけ考えながら、学習できるかがとても大切です。毎年、毎回、積み重ねをしている子どもたちはきっといざというときに活躍できる大人になってくれることと思います。

栄養指導

 10月31日に栄養教諭の先生にいらしていただいて、3・4年生と6年生が栄養指導をしていただきました。

 3・4年生は「おやつ」について、学習していました。おやつを食べすぎると、血管が大変なことになるということを知ったときの子どもたちの反応がすごかったです。「どうしよう~。」という心配の声があちらこちらで。そのあとに、食べてはいけないものではなくて、「量を決める」「時間を決める」「栄養を考えて選ぶ」に気を付けること知ると、少し安心の様子。おやつの食べ方が少し変わるのかなぁと期待するとともに、私も気を付けなければと思っているところです。

 6年生は栄養のバランスについて学びながら、「リクエスト給食」の献立作りに取り組みました。子どもたちは友達と相談しながら、バランスの取れた献立を考えています。「わかめご飯いれようかな。」「〇〇は何色の食品?」というような声が飛び交っています。6年生が考えた献立がどのような形で実現するか、とても楽しみです。

おもちゃランド

 2年生が準備したおもちゃランド。そこに、1年生を招待して楽しんでもらおうと、1年生と2年生の交流学習が開かれました。2年生の子どもたちは大変威勢のいい、お祭りの出店の勢いで1年生を誘います。1年生も迷いながら、遊びます。2年生、1年生を笑顔にさせる声がけも上手です。1年生も楽しそう。

 たくさんのおもちゃを作った2年生。とても素晴らしい出来でした。

ふるさと給食

 今日は岩泉町のふるさと給食。メニューは「松茸ご飯」「龍泉洞黒豚の豚汁」「豆腐の田楽風」「小本浜わかめのふるさと野菜和え」「岩泉りんご」「龍ちゃん牛乳」です。調味料と加工された職員以外は岩泉の食材とのこと。

 海のものから山のものまで、岩泉ならではのメニューです。今回、小本小では「ふるさと給食」の日に1年生の保護者を招いた給食試食会を実施し、1年生の子どもたちの給食の様子を見ていただく機会としました。子どもたちはかなり緊張していたようで静かな給食となりましたが、モリモリと給食を食べていました。

 他の学年も笑顔がたくさん見られました。そんな中で少し曇った表情の子どもも。どうやら、聞いてみるとキノコは苦手らしいです。職員の中にもキノコは苦手という人もいましたが、こちらは「これはイケます。」と笑顔でした。

 岩泉の食材を使った給食の力は大きく、おいしいという感想をたくさん聞くことができました。美味しい給食でした。ごちそうさまでした。

いのちを守る と 1年生秋祭り

 11月5日に岩泉町の津波防災訓練があります。それに合わせて子どもたちも地震の後の学校を確認しました。

 地震が起こると学校では防火扉が閉まります。私自身も避難訓練は子どもの頃から何回も行ってきました。避難行動はしっかりできるはずです。しかし、実際に地震が起こって避難する場面で、「あれっ?」と思った記憶がよみがえります。防火扉の前に行ったときにあるべき階段が見当たらず、「外に出る道を間違えた?」と一瞬焦った記憶です。それまでの訓練で防火扉が閉まった景色を見ていなかったためです。

 いのちを守るために、実際を想定することは非常に大切なのだということを今日子どもたちは確認しました。

 それから、今日は1年生が秋祭りを開き、おもとこども園の年長組さんを招待しました。

 年長組さんの子どもたちが来ると、1年生の子どもたちのテンションは急激に上がりました。普段は小学校の中で一番の弟・妹の1年生ですが、急に元気なお兄さん・お姉さんになっていました。教室で秋祭りを開催した後は、弟・妹たちの手を引いて、学校を案内しました。堂々と案内しながら、いろいろ教えています。春からもよろしくお願いしますね。

トヨタ・リモート工場見学

 今日は大変いい天気です。山もますます黄色や赤の色が増え、秋の深まりを感じさせてくれます。

 そんな中、5年生は社会科見学をリモートで行いました。改めの科学の進歩に驚きます。トヨタ自動車東日本株式会社の本社である宮城大衡工場の担当の方とリモートで結びながら、始まりました。

 工場の説明や自動車製造の流れなどを説明し、最後には子どもたちの質問に答えていただきました。事前に質問を準備していたのですが、中には詳しい説明でたくさんわかってしまい、質問できなかった子もいたほど、情報量もりだくさんのリモート見学でした。

 子どもたちは真剣な表情でメモをとります。

 終了後に、子どもたちから感想を聞くと、7,000台もの自動車が専用船で運ばれていくことや自動車の色の種類が160種類もあることなど、驚くことがたくさんあったとのことです。世の中には私たちの知らないことがいっぱいあります。