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鮭の採卵見学学習
11月6日(水)に2年生は鮭の採卵見学学習に出かけてきました。小本浜漁協の方に説明を受けながら、初めて見る場面、初めて知ることだらけで、驚きの連続です。びっくりの声が上がったトップスリーは「採卵の際に暴れないように棒を使って気絶させる」「お腹をスパッと切ると卵がドバっと出てくる」「出てきたばかりの卵は柔らかくつぶれやすいのに受精した後の卵は弾力があってつぶれない」でした。驚きいっぱいの見学で子どもたちは大興奮。おもと鮭まつりで見た鮭に負けないくらい元気な鮭の姿に喜びながら、小本の産業に関わる鮭の採卵について学んだ2年生でした。
この後、鮭の子どもたちは小本小学校で育てられ、放流する取組につながっていきます。たくさんの鮭が小本に戻ってきてくれるように、心から願いながら育てる様子はまた後日のお話です。
小本浜漁協のみなさん、ありがとうございました。
岩泉町津波避難訓練への参加
本日、岩泉町の津波避難訓練が実施されました。小本小学校と中学校、そして、こども園の子どもたちが避難訓練に参加しました。
地震が発生したとの想定で8時47分に開始された避難訓練。震度7の地震に耐えられるように設計された校舎であるため、避難場所は4階多目的室です。行動開始から避難完了までの時間は3分。
3分間、すごく静かな時間が流れる中、小学生・中学生・職員が全員揃いました。子どもたちが避難訓練の意味を考えながら取り組んでいるのだなぁと感じました。うれしいことです。
そして、避難訓練が終了するとすぐに防災訓練の学習が始まります。中学生がリーダーとなって、避難所開設の準備が進みます。5・6年生は中学生と一緒に避難所開設の方法についてお手伝いをしながら学習します。
1~4年生は、避難者の役をしながら、避難所がどのように開設されるかと学び、高学年や中学生になった時の準備をしました。実際に起こった時をどれだけ考えながら、学習できるかがとても大切です。毎年、毎回、積み重ねをしている子どもたちはきっといざというときに活躍できる大人になってくれることと思います。
ニンジンは...
3・4年生は以前から地域の産業の一つである農業について、農家の方に教えていただいています。
ブロッコリーの収穫を体験させていただき、23日にはニンジンの収穫体験をさせていただくため、出かけました。ところが天候の関係で収穫することはできませんでした。これも、自然相手の産業ではよくあることです。子どもたちにとってはその難しさを学ぶこともいい経験です。そのかわりに、ニンジンの袋詰め作業を体験させていただいたようです。
収穫されたニンジンは機械の力でみるみるきれいになっていきます。
そのニンジンを袋詰めします。同じ袋に詰めたニンジンの重さが1番だった子には大根のお土産があるとのことで、子どもたちの間には熱い空気が流れます。
詰めたら、袋の口を閉じます。
そして、シールを張るようです。
子どもたちにとってはすごく貴重な体験です。袋詰めをした商品を持った時のこの笑顔に見える喜びが仕事にも大切なこと、そして、その重み以上の大変さもあることを知って、自分の将来に向かっていけるといいなぁと思う集合写真でした。子どもたちのために、これまでたくさん準備をしていただきました。おかげで多くのことを学ぶことができたと思います。ありがとうございました。
3月11日がやって来ました
朝学習の時間に放送で13年前に起こった出来事を伝え、そのあと、各学級で改めて東日本大震災について、学習を行いました。
そして、午後には『3.11追悼のつどい』が開かれ、全員で海に向かって、追悼の祈りを捧げました。震災の時に小さかった中学生と震災後に生まれた小学生。震災について、感じることに差はあるかもしれませんが、思いは同じであることは伝わってきます。
そのあとに、子どもたちが書いたメッセージ入りの風船を飛ばしました。風船には、能登半島地震についての応援メッセージや小本の未来を願うメッセージがありました。その自分の思いをみんなで空に届けました。
風船は空高く上がり、見えなくなりました。子どもたちが飛ばしたメッセージを叶えるのは、これからを生きる子どもたちです。メッセージに書いた思いを忘れずに、地域を担う大人に成長してくれればと思います。
浜の駅おもと愛土館マルシェ
10日(日)に浜の駅おもと愛土館でイベントがあり、中野七頭舞が披露されて、そこに小学生も出演するかもしれないという情報をキャッチしたので行ってみました。
イベントはたくさんの人でにぎわっていました。さて、中野七頭舞保存会の出番です。七頭舞は何度見ても迫力があります。今回は大人の中に小中学生各1名ずつ混じった状態で堂々と演舞していました。素晴らしかったです。
地元のイベントなのに、子どもたちに会わないなぁと思っていましたが、どうやら、子どもたちが所属するスポ少は、どこも試合だったとか。今の子どもたちは土日も忙しいです。みなさん、お疲れ様でした。